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○全自交労連第43回機関紙コンクール 最優秀賞は「いしずえ」(東京・日交労)
総評=少々荒っぽくても「オレたちの機関紙」という自信を持とう
元情報労連中央本部広報部長 佐藤晴之

第43回機関紙コンクールには、前回の29紙を2紙上回る計31紙のご応募をいただきました。初めての参加は6紙、前回参加したものの今回は参加できなかったものが4紙という内訳でした。

コンクールの審査に当たっては例年通り、
①労働組合の取り組みや考えなどを適切に取り上げているか
②仲間や職場の話題などを取り上げているか
③読みやすく・見やすい紙面づくりになっているか
など、3点にポイントを置きながら、さらに記事・見出し・レイアウト・発行頻度なども重視しました。同時に、編集者の意気込みや努力の足跡が見られるものについても、評価の対象とさせていただきました。

今回、応募いただいた紙面の特徴点は、春闘の取り組みを積極的に伝えていたことです。これは、全自交労連加盟組合においても積極的に賃金引き上げ闘争が組織され、その取り組みの成果と共に多くの紙面に反映されたことが特徴のひとつに上げられます。

もうひとつは、30万人を要件とする特定地域指定基準に関わる課題、さらに日本で白タク行為を広めようとしている米国の「UBER」と「LYFT」に対し、これを阻止しようと地方連合会および地方本部などの機関紙で積極的に取り上げ、加盟単組・組合員への理解を促している点も特徴と言えます。

紙面編集の観点から見て明確に言えることは、担当者のパソコン・スキルアップに比例して、カラー化を含め紙面のビジュアル化が顕著に進んでいることが伺えます。この結果、多くの単組・支部でインパクトのある紙面づくりが行われ、読者・組合員に読みやすく・見やすいという印象を与えています。一方、労働組合の活動を伝えることに追われ、機関紙のもう一つの役割である組合員間のコミュニケーションを図る、というところまで手が回らないところも散見され、これは今後の課題と位置付けられます。

以上が、今回の31紙を拝見して感じた率直な感想です。

ご応募いただいた機関紙には少々荒っぽくても「オレたちの機関紙」という自信の様なものが感じられました。



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