ホーム >
ニュース > 秋田地連 強盗殺人事件を受け防犯対策を要請
○秋田地連 強盗殺人事件を受け防犯対策を要請
凶悪な強盗事件の犠牲者出さない
全自交秋田地連(足利幸雄委員長)は、9月5日に秋田県鹿角市で発生した凶悪な強盗殺人事件で自主経営を担っているクラブタクシー労組の組合員である田中義次さんが尊い命を奪われたことを受け、9月28日に秋田運輸支局と秋田県ハイヤー協会にタクシー防犯対策の強化を訴える要請書を提出し、再発防止に向けた対策を求めました。
この日、秋田地連の足利委員長と鈴木書記長が秋田県ハイヤー協会に出向き、伊藤隆康会長と佐藤専務理事が対応する中、今後の防犯対策について意見交換しました。
意見交換では、防犯仕切板やGPSと連動した緊急通報付無線機を事業者の責任で導入し、全ての車両に設置するよう求めました。また、安全講習会を開催するなどして、防犯意識を高める努力も欠かせないとの認識を共有しました。
その後訪ねた秋田運輸支局では武内伸之支局長と伊藤運輸企画専門官が対応し、再発防止に知恵を出し合い努力することとなりました。
要請内容は、①「タクシー防犯基準」の徹底、②防犯板設置の義務化、③車内防犯カメラの設置の徹底と利用者への周知キャンペーンの実施、④安全講習の強化等。
秋田地連では、防犯対策に対する国の補助も不可欠であることから、今後、東北運輸局にも東北地連の要望として要請することとしています。
Copyright(c) Zenjiko-roren.National Federations of Automobile Transport workers Unions.ALL RIGHTS RESERVED.