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戦争法案廃案の声 国会前にとどろく
全国各地で集会デモ

8月29日(土)と30日(日)の両日、安倍政権が9月半ばにも参議院で採決を押し通そうとしている安全保障関連法案(戦争法案)の成立に反対する抗議集会が、全国47都道府県、計300カ所以上で行われました。

国会周辺では8月30日に10万人を超える民衆が国会を取り巻き、戦争法案廃案!の声を轟かせました。

小雨舞う30日、国会議事堂周辺と日比谷公園などに主催団体「戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の呼びかけに応え、12万人(主催者発表)が結集しました。戦争法案の反対の抗議集会としては最大規模となりました。

一連の集会・デモに関しては与党自民党の閣僚経験者なども、デモは動員でなく自然発生的に大規模化したという見方を示し、「国民が自ら立ち上がりつつある。審議時間さえ積み重ねれば法案を成立させられるというなら、民主主義ではない」という懸念が表面化してきています。

国会前で午後2時に始まった集会には、野党4党のトップも駆けつけ、成立阻止に意欲を見せました。

国会周辺では、官庁街の歩道や日比谷公園など6カ所にステージや街宣車を置き、野党党首や学者、作家、法律家、宗教家などが法案の廃案を訴えました。
 
戦争法案廃案の声 国会前にとどろく
当初警視庁は参加者が車道に出ないように機動隊の車両を並べ、柵で規制していましたが、国会正門前は歩道に収まりきれず、車道も人の波で埋まりました。ステージに立った音楽家の坂本龍一さんは「壊されようとしている民主主義と憲法を取り戻すことは自分たちで血肉化すること。デモを一過性のものにしないで」と呼びかけました。

この日に先立ち、8月23日には、連合主催の「安倍政権にNO!国民の声、怒りの8.23大行動」が行われ、国会を1万4000人が取り囲み、「安保関連法案廃案」「安倍政権にNO」と怒りの声で国会を包囲しました。この日は学生団体の「SEALDS」のみなさんも労働組合と行動をともにし、戦争法案を廃案に追い込む意気込みで若々しくコールを続けました。

全自交からは日交労をはじめ東京地連の仲間が多数参加して声をあげました。



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