全国自動車交通労働組合連合会はハイタク産業に従事する労働者で構成する労働組合の連合体です。本ホームページは、どなたでも自由に全てご覧いただけます。


ホーム > ニュース > 被爆70周年原水禁世界大会 核も戦争もない平和な21世紀に



被爆70周年原水禁世界大会 核も戦争もない平和な21世紀に
武力で平和は作れない


2015年8月1日~9日 被爆70周年原水禁世界大会に参加し、核も戦争もない平和な21世紀を祈りました。

8月1日から9日にかけ、原水爆禁止世界大会が福島、広島、長崎で開かれ、参加者たちは「武力で平和はつくれない」と訴えました。福島大会は1日、いわき市の平中央公園で開かれ、全国から850人が参加したのに続き、4日の広島県立総合体育館で開かれた広島大会開会総会には、3400人が参加しました。また、7日に長崎ブリックホールで開かれた長崎大会開会総会には1,800人が参加し、被爆詩人・栗原貞子さんの詩の朗読や、毎年、国連欧州本部を訪ねて核廃絶を訴えている第16代高校生国連平和大使となった12都道府県から選ばれた20名の高校生から抱負を語り、被爆者の声や平和への誓いの言葉が出席者全員で確認されました。被爆70周年の原水禁世界大会・広島大会の開会は、被爆詩人・栗原貞子さんの詩が日本の侵略戦争の映像を背景に朗読されて始まりました。

犠牲者への黙祷後、主催者挨拶に立った川野浩一大会実行委員長(原水禁議長)は、ヒロシマ・ナガサキの被爆についての認識が風化している問題点を指摘。被爆者がかかえた問題がいまなお多大にあることに加え、安倍内閣による戦争法案制定の動きを強く批判するとともに、核兵器廃絶と戦争法案廃案を訴えました。

また、毎年、国連欧州本部を訪ねて核廃絶を訴えている高校生平和大使となった高校生がそれぞれの思いを語り、ヒロシマやナガサキの被爆者の声や平和を世界に発信していくことを誓いました。 広島に続いて7日から始まった長崎大会では、池田章子長崎市議会議員が司会を務め、「長崎に原爆が落とされたのは、補給基地や兵器工場があったからで戦争になればまた同じ事になりかねない」と冒頭挨拶したあと、全員で黙祷を捧げました。原水禁長崎大会実行委員長(県平和運動センター議長)は「多くの国民が反対する法案を、数の力で 押し通そうとしている。廃案に追い込むまで戦いを強めていく」と力強く述べたのに続き、主催者挨拶で川本浩一実行委員長は「多くの屍の上につくられた平和憲法を忘れてはいないか」と安倍政権を痛烈に批判しました。

その後今年は、講談で戦争の悲劇を語る神田香織さんが「福島の祈り」を講談する中で、安保法案や原発再稼働を批判しました。 各地の世界大会には、今年も全自交から本部を含め青森、福島、広島、愛媛、長崎が参加しました。

※ 画像をクリックして大きくご覧いただけます。


2015年8月1日 被爆70周年原水爆禁止世界大会が福島いわき市の平中央公園で開かれました。

全国から850人が参加した福島大会は、東京電力福島第一原発事故を機に今年で5回目となり、事故の避難者が多く暮らすいわき市で初めて開かれました。

開会冒頭に、原爆や東日本大震災の犠牲者などに黙祷が捧げられました。
主催者を代表して挨拶に立った川野浩一大会実行委員長(原水禁議長)は、自ら長崎で被爆した経験をもとに「国家による原発被害に対する補償を明確にさせなければならない」と指摘し、さらに「事故にも関わらず原発再稼働をめざし、さらに戦争法案を成立させようとする安倍政権に反対し、断固として平和を守ろう」と訴えました。

集会終了後、東北各地から駆けつけた全自交の仲間もともに横断幕やのぼり旗を持ち、市の中心部をデモ行進しました。





全国自動車交通労働組合連合会
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-7-9
TEL:03-3408-0875 / FAX:03-3497-0107
E-MAIL:zenjiko-roren@zenjiko.or.jp
Copyright(c) Zenjiko-roren.National Federations of Automobile Transport workers Unions.ALL RIGHTS RESERVED.