組合が無ければ労働者の職場環境を含む労働条件の改善は、経営者の意識しだいです。
労働者は労働組合があることで、経営者と対等に話し合いができます。労働組合がまだ無い労働者は、労働組合を立ち上げましょう。
そこから労働条件の改善が始まります。
■リンク先 ライドシェアのここが駄目①~⑦
声明
全自交労連はロイヤルリムジン社の下限割れ運賃の即時撤回を求め 、
東京地裁の不当な決定を強く批判する
不当なタクシー下限割れ運賃は、安定的な供給という公共交通機関にとって最も根本的な公共の利益を損なう暴挙であり、全自交労連はこれを決して認めな
い。即時撤回すべきである。 下限割れ事業者を擁護する 東京 地方裁判所 の 司法判断は、低賃金にあえぐ 全国の ハイタク労働者の待遇改善に向けた切実な思いを踏みにじる決定であり、強く抗議する。
昨年11月、 東京特別区・武三地区 で 運賃改定 が実施されて以降も 、ロイヤルリムジン株式会社(金子健作社長)と同系列のジャパンプレミアム東京(堀江一生社長)の
2 社は、公定幅運賃に従わず、改定前の運賃で営業を継続。 2社は、昨年 11 月、運賃の変更命令や事業停止等の行政処分を行わないよう国を訴え、さらに訴訟の結果が明らかになるまで行政処分
を止めるための 仮の差し止めを申し立てていた。 提訴した2社は、コロナ発生当初に乗務員を一斉解雇し、雇用よ りも会社の存続を優先させた事業者である。口では「利用者のため」、「労働者のため」と言いながら常に自社利益のみを追求する行動原理は極めて悪質であり、略奪的な下限割れ運賃の継続もまったく利己的な行為である。
しかし、東京地裁は 2月28日 、この仮差し止めを認める決定を下し 、 訴訟の判決が確定するまで、 2 社 に 下限割れの運賃を継続すること
を 容認した 。 しかし その判断 におい て は 、 タクシー労働者の労働環境を改善し、要員不足の解消に繋げることで良質な輸送サービスを地域住民に安定的に供給する
という運賃改定の趣旨 が全く理解されておらず、極めて不当な決定と言わざるを得ない。
タクシー運賃は、労働者の賃金をはじめとした原価を積み上げて決定されるものであり、公定幅運賃の下限とは、タクシー事業を継続するための最低限の価格設定だ。その下限を割り込む運賃は、労働者の不当な低賃金を前提と
しなければ 成立しない。 公定幅運賃制度は、行き過ぎた価格競争によってハイタク労働者の賃金・労働条件が極端に悪化した反省を 踏まえ、 ハイタク業界労使がともに成立に尽力した「改正タクシー適正化・活性化特別措置法」で法制化された制度である。
下限割れ運賃が容認されれば、改正タクシー特措法の目的はないがしろ となり、ハイタク労働者の待遇が悪化することは避けられない。
いま全国 では一斉に運賃改定に向けた動きが進んでおり、 われわれ労働者 はこの運賃改定によって 適正な賃金・労働条件 が 確保 されることを切望している
。しかし、今回の東京地裁の不当な決定は、違法な下限割れ運賃を 強行する 事業者にお墨付きを与える内容となっており、悪影響が全国に波及すること
が 強く危惧 される 。
裁判所は、今後争われる本訴訟において、自社の利益のみを追及し、地域公共交通の責任を果たさない 事業者に対し適切な判断を しなくてはならない 。
国には徹底的に争うことを求める。 適正な運賃こそが 、 適正な賃金・労働条件を担保し、 人々の移動する権利 を守る ことにつながるのだ 。 それは一企業の経済活動の自由を上回る価値である。
全自交 労連 は 略奪的な下限割れ運賃の根絶を今後も 国 と司法 に 強く 求めていく。
2023 年 3 月 9 日
全国自動車交通労働組合連合会
(全自交労連)
中央執行委員長 溝上泰央
2023/8/25
全自交新聞第1239号(PDF2.8MB)を掲載しました。
【
ニュース8月25日版(1239号)】を掲載しました。
■ 最低賃金40円超アップ
■ 秋田豪雨
■ 戦後78年 戦争の痛みに
■ 交通の安全と労働を考える市民会議
■ 被爆78周年 原水禁長崎大会
■ 日交労 結成50周年記念式典
■ 対ライドシェア・反維新で学習会
2023/6/29
全自交新聞第1237号(PDF2.8MB)を掲載しました。
【
ニュース6月29日版(1237号)】を掲載しました。
■ タクシー議連
■ 交研集会
■ 東北交運が運輸局交渉
■ 沖縄平和行進に参加
■ 関東地連が拡大行動
■ 入管法改悪に抗議
■ 関西生コン相次ぐ無罪判決
■ 大躍進の23春闘 賃上げ実現
■ 京都のタク営収
2023/5/22
全自交新聞第1236号(PDF2.2MB)を掲載しました。
【
ニュース5月22日版(1236号)】を掲載しました。
■ ライドシェア推進派と闘う森屋議員
■ タク議連 会長交代
■ タクシー政策議連
■ 統一地方選 組織内の山名文世 当選
■ タクシー経営者維新を痛烈批判
■ 5・3憲法大集会
■ 第94回中央メーデー
■ 石川ハイタク組織拡大行動
■ 続々と運賃改定
■ 岩手県や山形県 バスタク支援を継続
■ トルコ・シリア地震支援カンパ報告
2023/4/20
全自交新聞第1235号(PDF2.7MB)を掲載しました。
【
ニュース4月20日版(1235号)】を掲載しました。
■ 躍進の23春闘
■ ハイタク賃金 コロナ前水準に回復!?
■ 国会でハイタク議論
■ 連合芳野会長と意見交換
■ ニュース速報
■ ハイタクフォーラム国交省交渉の主な要請と回答
2023/4/8
全自交新聞第1234号(PDF2.1MB)を掲載しました。
【
ニュース4月8日版(1234号)】を掲載しました。
■ 3.10ハイタクフォーラム総決起集会
■ 全自交推薦!!山名文世八戸市議
■ 国交省交渉
■ 写真で見る総決起集会
■ 厚労省要請交渉
■ 岩手県がタク2万円
■ 声明 ロイヤルリムジン下限割れ
■ 「孫正義の無謀な投資がもたらすもの」
■ mobi 関口都議が批判
■ 『全自交の決意』
■ 全国で春闘始動 早くも賃上げ実現
2023/1/5
全自交新聞第1232号(PDF1.8MB)を掲載しました。
【
ニュース1月5日版(1232号)】を掲載しました。
■ 溝上泰央 中央執行委員長 新年のごあいさつ
■ 新春対談 全自交労連 溝上泰央委員長・タクシー政策議連 近藤昭一会長
■ 「運賃下限割れ」「賃下げ」問題提起
■ 運賃改定後の賃下げ事例
■ 第59回護憲大会
■ 秋闘で物価手当3万円
■ 東京地連が組織拡大行動
■ 「絶対に怪しい」‼詐欺を阻止
2022/12/1
全自交新聞第1230号(PDF2.0MB)を掲載しました。
【
ニュース12月1日版(1230号)】を掲載しました。
■ 運賃改定 全国に急拡大
■ 社協貸付の返済迫る
■ 全国の地連本で定期大会
■ 兵庫地連がドンドン要請ガンガン交渉
■ 運賃の中に十分な人件費を
■ 静岡・タク放題を視察
■ 秋田大館のモビ 市に中止を要請
■ 安倍国葬を認めない
■ 自教労働者に65歳までの安定雇用を!
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