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全自交労連第71回定期大会
運動強化で労働条件の大幅改善に前進する 白タクの合法化を絶対に許さない

全自交労連は10月20日・21日、神奈川県民ホールで第71回定期大会を開催し、「全自交の旗のもと運動強化で労働条件の大幅改善に前進しよう」「白タク合法化絶対阻止」のスローガンを掲げ、新年度の運動方針を確立するとともに、規約改正と役員改選を行い、新たな闘う役員体制を築きました。

大会には全国各地から350名を超える仲間が結集し、山積する課題に果敢に挑戦する決意を固め合いました。
北岡副委員長が開会を宣言した後、開催県である神奈川地連の佐藤委員長が歓迎の挨拶を行いました。
議長団は、神奈川地連の片山代議員と大阪地連の庄司代議員が努めました。

主催者を代表して挨拶した伊藤中央執行委員長は「戦争法や派遣法改悪を進める安倍政権の暴走を許すわけにはいかない」と述べました。また、「改正法の施行にもかかわらず、法の趣旨・目的が骨抜きにされようとしている」と特定地域の指定が19地域にとどまったことに対して強く批判するとともに「青森の仲間が指定基準の違法性を訴えて裁判に立ち上がった。全国の仲間で支えよう」と訴えました。そして「ウーバーやリフトが狙っている白タク合法化を許せばタクシーの存立基盤が失われる」と白タクの拡大を許さない決意を述べ、来年7月の参議院選挙で政治の流れを変える闘いに全力で立ち上がることを呼びかけました。

その後、連合の安永副事務局長、交運労協の高松事務局長、JR総連の武井委員長、神奈川県タクシー協会の鳥海副会長と民主党、社民党、東京共同法律事務所、全労済、労働金庫の各出席者から来賓挨拶を受けました。

その後、松永書記長が1年間の活動報告を提案し、服部財政部長が会計報告と、根本会計監査が会計監査報告を行い承認されました。機関紙コンクールの表彰を行い第1日目を終了しました。
第2日目には、1日目に提案された新年度運動方針、新年度予算案に対する質疑・討論を行い、活発な討論を経て運動方針を確立しました。

また、1日目に提案された規約改正案の質疑を受け、規約に基づいて無記名投票を実施し、3分の2を超える圧倒的多数で承認しました。

その後、役員改選を行い、新役員を選出しました。今大会をもって森副委員長、北岡副委員長、小野瀬中執(茨城)、大和田中執(東京)、斎藤中執(東京)、杉山中執(愛知)、根本会計監査(埼玉)、小久保会計監査(愛知)の計8名が退任されました。

新役員には、伊藤中央執行委員長(東京・再)の他、新たに鈴木副委員長(秋田)、北坂副委員長(兵庫)、森中執(岩手)、林中執(福島)、吉田中執(茨城)、溝上中執(東京)、菊地中執(東京)、井上中執(愛知)、蒲生中執(京都)、星会計監査(東京)を選出しました(他の役員は再任)。大会宣言採決、青森地連への支援カンパ贈呈。三重地連への組合旗を贈呈した後、大会旗を東京地連に引き継ぎ、大会を終了しました。



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