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全道総決起集会
春闘勝利と統一地方選に全力投球 失った賃金の回復と上乗せ分獲得に(北海道地連)


2015年4月1日 北海道地連が全道総決起集会を札幌市で開きました。

北海道地連は4月1日、札幌市の鉄道会館で「改正タクシー特措法を骨抜きにするな!!労働環境改善を実現する大集会」をテーマに掲げ、安全・安心を確立するため、2015春闘勝利、第18回統一自治体選挙闘争勝利に向けた2015春闘全道総決起集会は、役員・組合員・来賓を含め100名の参加を得て開催されました。

今総決起集会の開催方法は、初めての取組となりましたが、第18回統一自治体選挙候補及び候補予定者に参加を働きかけたところ、「佐藤のりゆき」知事候補代理で婦人の出席、北海道議会議員札幌市10区10名の推薦議員に対し8名の出席、札幌市議会議員10区10名の推薦議員に対し10名の出席を得るなど、選挙一色の様相を呈する集会となりました。 主催者を代表して森長委員長は「26選挙戦まっただ中の、北海道知事候補「佐藤のりゆき氏」の代理で婦人が出席していただいているのをはじめ、3日に告示日を控え非常にお忙しいところ全自交が推薦する、道議会議員・市議会議員候補予定者の多数のご来賓の皆様方に出席をいただきお礼を申し上げます。

連合北海道の2015春闘は、「賃上げ」「時短」「政策・制度要求の実現」を三本柱と位置づけ、これらの取組を通じ「デフレからの脱却」と「新しいサイクルでの経済の好循環実現」を図る闘いであり、全ての働く者にとって極めて重要な闘いであるとしています。北海道のハイタク産業は、昨年4月の消費税増税、円安・物価の高騰等による景気停滞の影響をまともに受け、対前年実績を下回りました。売上の減少が、まともに影響する我々ハイタク労働者の賃金も、減少いたしました。

ハイタク産業における春闘は、一企業労使で解決することが困難な状況まで環境が悪化しています。私たち全自交は、改正タクシー特措法の精神を骨抜きにした指定基準を何としても見直しをさせなければ成りません。制度政策の実現は、力と時間が必要ですが、規制緩和が大手を振っている時代に、再規制、再々規制を勝ち取った粘り強い運動を重ねてきた全自交は、飽くなき闘いを継続いたします。その第一歩として、4月12日に行われる第18回統一自治体選挙において、全自交が推薦する北海道知事・札幌市長をはじめとする各級議員の完全勝利を収めなければ成りません。全自交に結集する全ての労働組合が、月例賃金引き上げの要求を掲げ、回答の引き出しに全力を尽くし、組織拡大と団結強化を図り、2015春闘を勝ち取っていただくことをお願いする」と力強い挨拶を行いました。

その後。連合北海道:渡辺副事務局長、交運労協:田原副議長から春闘及び政策実現のための取組について連帯の挨拶を受け、候補及び候補予定者から決意表明をいただきました。

総決起集会の時間は、1時間程度と限られた時間ですが、2015春闘、統一闘争の推進について「2014年4月から2015と年2月までの11ヵ月のハイヤー協会資料を基に把握している輸送実績は、全自交組織のある準特定地域は帯広を除き全ての地域が消費税増税分を確保することが出来ず、1~2%の営収ダウンとなっている。帯広地区は自動認可運賃時代、下限運賃を採用していた6社が、公定幅運賃の上限運賃に移行したためかろうじて消費税増税分を確保している。小樽地区は、マイナス1.73%と消費税増税分を引くと実質4.6ポイントも減収となっている。当然、賃金もマイナスとなっており、第1次から第3次の解決促進ゾーンを設定し、統一闘争を推進し乗り減りで失った賃金の回復と上乗せ分の獲得を目指し、2015春闘勝利と早期妥結を目指す体制の強化を図る」ことを提案し、集会宣言を採択し成功裡に終了いたしました。

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